【実験】音楽を美術で表現する①

今回、私の「音楽を美術で表現する」

の作品について紹介します。

この作品は2つの構成で成り立っています

1、楽曲クシコスポストをで表現し、その映像を楽譜として読み取ってもらい、再表現してもう

2、楽曲クシコスポストをで表現し、その絵画を楽譜として読み取ってもらい、再表現してもらう

どうしてこの作品を作るに至ったか

私は当時、音楽を表現できる人がとても羨ましいと思っていました。なぜなら道具がいらないからです。もちろん楽器などの話は別ですが、人一人いれば声を出すだけで簡単に歌を歌うことができます

美術はそうはいきません。美術は道具がないと絵を描くことができません。頑張れば描けるのかもしれませんが指を切って血で絵を描くと多分痛いです。その分、人に一番近い芸術は音楽なのではないかと思い、それがとても興味深く思えました。美術よりも人に近い音楽についてもっと知りたいと思いました。

私が在学していた大学、東京芸術大学美術学部音楽学部に分かれています。

道を挟んで隣同士のこの学部は、協力して作品を制作する機会が数多くありました。

とは言っても音楽を聴きながらライブペイントってやり尽くされているし、もっと密接に関わる方法はないかなぁと思い、実験的にこの作品を制作しました

音楽を自分を通すことで違う表現にしたり、それを再び奏者さんを通して全く別の音楽ができたりすることに、とても可能性を感じていました。

1.楽曲クシコスポストをで表現し、その映像を図形楽譜として読み取ってもらい、再表現してもらう

①顔面で音楽を表現してみた

(楽曲クシコスポストを顔で表現する)

②「顔面で音楽を表現してみた」を音楽で表現してみた

(楽曲クシコスポストを顔面で表現したものを音楽で表現してみた)

ピアニスト Hyun-Mook-Lim(音楽学部の友人)

2.楽曲クシコスポストをで表現し、その絵画を図形楽譜として読み取ってもらい、再表現してもらう

こちらではどんな絵画、音楽が聞けるのでしょうか

①音楽を芸術で表現してみた

楽曲クシコスポストを聴きながら、その音楽を絵画で表現したものです。右から描いているのは、楽譜のように端から端へ絵画を読むことができないか試みたからです。

②「芸術で音楽を表現してみた」を、音楽で表現してみた

前回の映像、「芸術で音楽を表現してみた」を楽譜として読み取ってもらい、演奏していただいた映像です。

今回、音楽を美術で表現することはできないか、美術で音楽を表現することができないか実験しました。

まとめ

今回このような実験をするに当たって、「音楽」「美術」は同じ芸術の中にあっても別の感覚なのだというのを感じました。

例えば

ピアノの場合、一つ鍵盤を押せば簡単に音がでるけれどすぐに音が消えてしまう

絵画の場合、塗りたい部分のために色を作る時間、筆のストロークの時間などの手前がかかる。けれど、色は半永久的に色を発し続ける。

音楽と美術では時間の感覚が違うのではないかと思いました。実際、私が何時間もかけて描いた絵画を、およそ8分で音楽に変えてしまったのです。

今回の実験を通して、音楽と美術が同じ時系列で表現し合うことはできないだろうかと新しい希望が見えてきました。

続編!

【実験】音楽を美術で表現する②

【実験】音楽を美術で表現する②

2018.04.19

ピアニストのイム君にはとてもお世話になりました。本当にありがとう。

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